今回はtwitterにおけるALTについてです。
このALTとは一体何なのかをしっかり解説しつつ、見れないときの対処法と投稿者側のaltの使い方についてお話します。
twitterをよく使うという方は覚えてもらいたい内容ですよ。
altとは何か
altとは正式名称『Alternative』で、直訳すると『代替案』となります。
ネット上で使うワードとしての意味は主にこの『代替』を指し、twitterのようなSNSにおいては画像の代替テキストという意味になるでしょう。
代替テキストが用意されることでネット上ではこのような利点があります。
- 画像が読み込めなかったときにどのような画像があったのかが分かるようになる
- 視覚障害がある方にとって代替テキストがあれば画像も読み上げ対象になるので、何が貼ってあるのかが分かる
- SNSやGoogleなどの検索エンジンにおいてもどういった画像が貼ってあるのかが判断できるので、画像がたくさんある場合にAIではじかれる確率が下がる
こういった利点ですね。
③に関してはtwitterにはあんまり関係ないかもしれません、twitterは画像は4枚しか貼れないので。
私たちのような記事を投稿する人間はその気になれば大量に画像を貼ることが可能ですが、画像が大量のページというのは現代のAI分析ツールにおいて不適切なサイトと見なされる可能性が高く、代替テキストがきちんと用意されていないとはじかれる可能性があるんです。
twitter以外のSNSで大量に画像を貼ることができるものだと、同じようにAIではじかれる可能性があると思いますので、代替テキストは用意した方がいいですよ。
alt見れないときはどうしたらいいの?
twitterにおけるaltは画像の左下にある『ALT』か『代替』ボタンを選択することでチェック可能です。
しかし、そのボタンが存在出ずにaltが見られないというケースがけっこうあります。
この時の対処法はリロードか再ログインです。
どうもtwitter側のバグなのかaltが見れない状態になってしまうことがしばしばあるようで、そんな時にはリロードするか再ログインしてみてください。
それで改善することが多々あります。
ただし、最初からaltテキストが用意されていないものだとaltは見れないので気をつけてくださいね。
altには何を書けばいいの?
altは先ほど記載したように代替という意味があり、画像では代替テキストを意味します。
なので、端的にその画像はどんな画像なのかを文字で記載すればOKです。
観光名所の画像なら、その観光名所がどこの何かを記載すればいいですし、何らかのイラストならキャラクター名を書けばいいでしょう。
できれば意識してもらいたいのが目が不自由な利用者に対してどういった画像が貼られているのかを伝えるといった部分で、ここを意識すれば代替テキストにはどういった文字を書けばいいのかを思い浮かぶはずです。
twitter上のaltテキストの仕様について
twitterにおける画像のALTテキストには実は1,000文字まで記述が可能という仕様になっています。
無料ユーザーにおけるtwitterの文字数は140文字までなので、それを考えるとメッチャクチャ破格ですよね。
ただし、この1,000文字の使い方には注意点があるので気をつけてください。
twitter上のaltテキストにおける注意点について
このようにtwitterでは無料ユーザーの140文字をはるかに超える1,000文字を代替テキストとして画像に埋め込むことが可能なんですが、それ故の注意点というかあんまりやらない方がいいことがあります。
それはその1,000文字を有効活用するように、ポストに入り切らないような長文で埋め尽くしてしまうというケースです。
いわゆる、画像に対する代替テキストとして使うのではなくて、ポスト代わりに使っちゃうというパターンですね。
これは無料ユーザーだと140文字が少なすぎるのでついついやってしまいがちなんですが、視覚障害者の方が使うようなスクリーンリーダーだとそれらの文字を全部読み上げる形になるので、かなり迷惑な存在になってしまいます。
ポストからの続きということならまだ文章にはなっていると思いますが、長いテキストを記述してしまうと視覚障害者の方にとっては迷惑な代替テキストになってしまいますので、止めましょう。
あえて画像の方にネタバレを仕込んでおくという人もいますが、スクリーンリーダーを使っていると唐突なネタバレを食らうことになるので、そういった意味でもNGですね。
健常者の方からすると面白い使い方ができそうなALTテキストですが、本来の使い方を考えると長文を埋め込んだりネタバレを埋め込むのはやめてくださいね。
まとめ
今回はtwitterにおけるaltとは何なのかを色々と解説してきました。
alt見れない時の対処法も紹介しましたね。
ネット上のALTとはいわゆる代替テキストの事を意味しており、投稿者という立場にある人ならば覚えておきたいワードの一つです。
いろんな使い方ができてネタバレはや長文もかけてしまいますが、視覚障害者の方が読み上げる時に明確に邪魔な存在となってしまいますので、そういった使い方は止めておきましょうね。
また、こちらでは様々なtwitterに役立つ知識を色々と紹介しているので、本記事を気に入ってくれた方は別の記事も見ていただけると嬉しいです。
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